恐怖心に負けるな

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人間は、色々なことに恐怖や不安をもつ。今現在のこと、未来のこと、不安の種は尽きない事だろう。そしてそれが身近にあると感じると、それが恐怖に変わる。

人間の自己保存本能から、恐怖に陥ると、それから逃れようと必死になる。

自分で解決ができればいいが、解決ができなければ何かを頼ろうとする。

そして、自分で考えることをやめて、誰かが与えてくれる解決策にすがり、自分をゆだねてしまう。

それは恐怖がパニックを生み出し、冷静さを失わせ、思考停止させるからだ。

恐怖から逃れるために、冷静に合理的に考えれば、信じられないようなことをやるようになる。

誰かが与えてくれる、簡単な解決策に身をゆだねるのである。

あなたは何に対して恐怖を感じるだろうか。

そしてそれは本当にあなたの命や大事なものを失わせるような現実的なものであろうか。

恐怖心が生じたら、必ず一度は立ち止まり、その分析を行うのだ。呼吸を整え冷静になり、考えるのである。

マスコミや専門家、政治家、先生などが、「あなたは危険にさらされてますよ」と警告してきたら、本当にそうなのかを自分でよくよく考えることだ。

恐怖を回避するために与えられる様々なものを、安易に無批判に受け入れてはいけない。

基本的には自分で冷静に考える。様々な意見を聴いたり、自分で調べてみる。そうして、自分だけの解答を導き出したら、それがあなたにとっての正解だ。

その自分の正解を、自信をもって実行できる人間になろう。

恐怖は人間を考えない動物にしてしまう。だからこそ、その恐怖に絶対に負けてはならない。