自分のように生きる
学生時代に、様々な人と出会い、多くの書を読み、そうして色々なことから多くのことを学ぶ。自分の理想とする人から様々なことを吸収する。
そうは言っても、あなたはあなた。絶対に他人にはなれない。
だから、どんな人から学んでも、決して、「自分のように生きる」ことを忘れてはいけない。
他人のように生きようとしてはいけない。
その意味では多くの人からの影響を受けながら、それを梃子にしながら、自分の「固有性」を極めなければならない。
自分らしさを極めることが個々の人間に課せられた重要な課題であり、その固有性は不思議なことだが普遍性を持つのである。
そして多くの人の役に立ったり、多くの人にいい影響を及ぼす人になる。自分らしさを極めれば極めるほどそれが普遍性を持ち、世界の中では汎用性が出てくる。
これが人間の不思議というものだ。
固有性が普遍性を獲得し、普遍性は固有なものに宿る。
だから、自分の人生を自分らしく生きる使命が、個々の人間には課されている。
自分の本性を磨きだして、それを問い続けるための大きなきっかけを学生時代につかめるといいだろう。
そして、それを様々な職業生活や家庭生活、社会生活を経ながら磨いていくこと。そこに人間が個性を持ちながら生まれてきて、多くの人の間で果たすべき一つの重要な義務になる。
自分らしい生活を送り、自分らしい人生を送り、自分らしい人間になる。
そして自分らしさとは何かをつかむ。これは天から与えられた宝物を探す旅に似ている。
いつも自分らしさを大切にして、それは何かを問い続けよう。
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