恋愛について(3)
待ち合わせ場所に二人の女性が。いた。
彼女を映画に誘って、待ち合わせ場所のデパート前に行った。
彼女の隣にもう一人。あれは、同じサークルの彼女の親友。
当然私もよく知っている。
「なっ」
まさか二人きりになるのを恐れて、友達を呼んだのか?三人で映画を観るのか?この展開に私は動揺した。しかも私からの映画の誘いは誰に対しても秘密にしてくれていると思っていたのに、友達に教えちゃったんだね。
仕方がないので平静を装い、二人のところに行った。
「先輩こんにちは」(満面の笑み)
彼女ではなくもう一人がニコニコしながらあいさつをする。
あたかも私の動揺を見透かし、楽しむかのように。
「あっ どどうも 今日はどうしたの?!?!」
「いえ別に、じゃあね」とその子は彼女に一言いってその場を立ち去ってしまった。
この空気、どうしたものか。しかし、平静を装いつつも、私の心の中はこんな感じだった。
「安心感と喜びと詰まり物が取れたようなすっきりした感じ」
目の前の彼女と二人だけになりたくて、彼女の親友に何の配慮もできない。
まさにこれが恋愛。
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