魂の友がまた1人
大学時代に後輩から「異性との友情」が成り立つと思うか、という質問を受けたことがあった。
確かに異性との友情というのは男女の愛情とかなり近い距離にあるかもしれない。
結婚し、社会人になって後に、ビジネスパートナーとなる異性が存在することはありうることであるが、学生の場合、異性との友情は容易に恋愛などに転化していくだろう。
アルバイトで知り合った女性から電話があってから約5時間、その女性と話し続けた。
彼女は私のような貧乏学生を見るのは初めてで、自分の周囲にはそんな環境で勉強している人は一人もいない、といって私に興味を持ったようだった(このへんがすでに特異で、通常の女性ならお金持ちの学生に惹かれるところだろう。
その意味では彼女も当時としてはかなり変わっていたのかもしれない)。
私は彼女が自分の意見をしっかりと持ちながらも、私の話に耳を傾けてくれることが非常に心地よく、知り合ったその日に、かなりたくさんの話をした。彼女は社会的なことにも興味を持っていて、自分の意見も持っていた。
この後、彼女は私を信頼してくれて、自分の友人で悩みや問題を抱えている人間をどんどん私のところに連れてきては紹介した。
彼女のおかげで色んな人に出会い、色んな問題に直面した。
彼女も友人の抱える問題を解決しようと一生懸命だった。そして、そんな姿勢が私にとってとても魅力的だった。そしていろんな人の人生をお互いに協力して好転させたいと願っていた。
そのような観点から私と彼女は協力関係にあった。
その意味でも、やはり私にとっては大親友なのである。
私も彼女もこの後、別の異性とそれぞれ結婚した。
学生時代の後輩からの質問に今なら自信をもって答えることができる。
「異性との友情は必ず成り立つ」。
それが魂の友、とでも言える人間だ。
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