道ありき
この本から受けた衝撃は大きかった。
「道ありき」三浦綾子
自分の人生の意味や価値、どのように生きるべきかを大きく示唆してくれた本の一冊だ。
あまりにも有名な三浦綾子の小説(とは言っても現代の学生でこの作家の名前を知っている人の方が少ないだろう)。自身の自叙伝ともいうべき本だ。
この題名の本を最近の学生たちはほとんど知らないだろうし、読んでも違う世界の話のように感じるかもしれない。
私はクリスチャンではないけれどもこの本に出てくる三浦綾子の元婚約者前川正という人の生き方は、現代の学生たちにも大きなメッセージを与えるだろうと思う。
純粋すぎて悲しいくらいである。が、若いうちにこのようなものに触れておくことは大きな意味があると思う。

私はこの本を読んだことをきっかけにして
「自分の人生の目的は自分を鍛え、磨き、輝かせ、その微々たる光で出会う人々の人生をも明るく照らしていくことだ」と考えるようになった。
この考えは今になっても全く変わってはいない。
またこの本はある意味での恋愛小説にもなっている。
若い頃の異性に対する態度、そんなことを教えてくれる。
この本で学んだ「愛」についての考え方が、後に自分の人生の大きな柱になった。
このとき、まだまだ具体的に何をどうすればよいかはわからなかったが、少しだけ人生の歯車が回った気がしたのである。
現在の学生にも是非読んで欲しい本ではあるが、読んだとしても価値観や考え方が隔絶した感があるだろう。しかし、逆に若い時代の感性でなければ受け止められない内容なのかもしれない。
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