被害者意識
あなたを幸せや成功から最も遠ざけるもの。
それは被害者意識だ。
例えば、コロナの影響でアルバイトやサークル活動など、大学での様々な活動が制限されてしまった人も多いだろう。
このような社会現象だけでなく、身近な事件でも、自分は被害を被った、これさえなければうまくいったのに、などという事柄は頻繁に起こってくるだろう。
もちろん、自分に不幸が及んだり、不運なことが襲い掛かってくることは誰にでもある。そして実際にそれについてあなたには責任がないことは少なくない。
しかし、そこからが問題であって、そこで被害者意識をずっと持ち続けて、それを言い訳にして主体的に行動しない人がいる。
理由はいくらでも付けられる。
親のせいで、友人のせいで、先生のせいで、あの先輩のせいで、アルバイトでのあいつのせいで、あんなことが起きなければ、コロナさえなければ・・・
このような意識を持ち続けることは、結局その相手(事件)にあなたの未来がずっと支配され続けることを意味する。
本当にあなたはそれを心から望んでいるのだろうか。
だからたとえ、どのような被害に遭ったとしても、そこで被害者意識を持ち続けて、自分の行動を制限してはいけない。行動しない言い訳に使ってはいけない。
被害者意識は、絶対にその人を幸せにすることはない。
言い訳や言い逃れや、責任転嫁を生み出すだけで、何の生産性もない。
だから、被害者意識は一時的にもってもいいが、すぐに解消して、自分の人生の主体である自分自身を必ず取り戻さなければならない。
物事がうまくいかないとき、自分の中に、この「被害者意識」が巣食っていないかチェックし、それを取り除いていこう。
被害からのリバウンドは、最後は自分自身の力でしかなしえないのである。
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