どんな道を歩いてきたのか?
「これまでどんな道を歩んできたの?」
そう聞かれて、自分なりの答えを持っているだろうか。
こう聞かれて、きちんと答えられる人は、自分なりの方向性や指針、努力してきたものをしっかりと持っているということである。
しかし、これに答えられない人は多い。
というより、たいていは自分の経歴を答える人が多いかもしれない。
この道というのは、「精神的態度」や「生き筋」のことである。たんなる経歴ではない。
あなたの歩んできた道は、あなたの信念の道であり、あなたが指針としてきた方向であり、あなたが努力を継続してきた軌跡である。
もちろん、大学時代にこのような問いに、明確に答えられなければならないというわけではない。
しかし、これから10年後、20年後に、自分より若い世代の人々に、このように質問にされて、自信をもって答えられる自分の基礎を、学生時代に作っていこう。
自分がこれからの自分の生き方として、また自分の心の指針として、そして自分の行動方針として、どのようなものを持ち続けていきたいのか、それをつかもう。
そのために、人間のあるべき姿や、自分のあるべき姿、この社会や世界のあるべき姿を学んでいこう。
これがあなたが向かう先であり、あなたが歩み続ける道である。
そして、後々になって、自分より遅れてくる世代の人々に、そして自分たちの子供たちに、それを自信をもって答えられるような大人になろう。
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