どんな道を歩いてきたのか?

どんな道を歩いてきたのか?


「これまでどんな道を歩んできたの?」

そう聞かれて、自分なりの答えを持っているだろうか。

こう聞かれて、きちんと答えられる人は、自分なりの方向性や指針、努力してきたものをしっかりと持っているということである。

しかし、これに答えられない人は多い。

というより、たいていは自分の経歴を答える人が多いかもしれない。

この道というのは、「精神的態度」や「生き筋」のことである。たんなる経歴ではない。

あなたの歩んできた道は、あなたの信念の道であり、あなたが指針としてきた方向であり、あなたが努力を継続してきた軌跡である。

もちろん、大学時代にこのような問いに、明確に答えられなければならないというわけではない。

しかし、これから10年後、20年後に、自分より若い世代の人々に、このように質問にされて、自信をもって答えられる自分の基礎を、学生時代に作っていこう。

自分がこれからの自分の生き方として、また自分の心の指針として、そして自分の行動方針として、どのようなものを持ち続けていきたいのか、それをつかもう。

そのために、人間のあるべき姿や、自分のあるべき姿、この社会や世界のあるべき姿を学んでいこう。

これがあなたが向かう先であり、あなたが歩み続ける道である。

そして、後々になって、自分より遅れてくる世代の人々に、そして自分たちの子供たちに、それを自信をもって答えられるような大人になろう。

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投稿者:

山道 清和

日本の未来への発展と繁栄のために、日本の学生には自分から学び、考え、自分の意見を持つことのできる人材になって欲しいと心から願っています。就職や公務員試験に関する相談も受け付けています。遠慮なくどうぞ。

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