自分の評価は自分で
学生時代をいかに生きるか まとめ編 その41
就職活動に向けて、大学生(3年生)の多くはすでに動き始めていることだろう。
今年も雇用環境は厳しくはないが、自分の希望の企業に内定する学生は3割にも満たない。また、もはや大学の名前や学歴などでは評価されない。
悲しいくらいに大学時代に、講義や知識として学んだことが役に立たないことを実感するだろう。
就職活動をしていると、なかなか内定がもらえず、落ちまくることもある。
そんなときに自分に自信をなくし、自分を否定したくなることもある。
しかし、会社は会社の論理や理由があって、応募してきた人を落としている。
あなたの全てを否定しているわけでは決してない。
しかし、学生はあまりに内定がもらえず、就職試験に落ち続けることで自信を失っていく。
自分の全てが否定されているような気持ちになってくる。
自信をなくせば、積極的に行動していく力は失われ、その姿勢が次なる失敗を生み出す。
そうしてやがては就職活動に疲れてきて、活動をやめてしまう。
しかし、どんなことがあっても、絶対に自分で自分を否定してはならない。
自分のがんばりや努力を一番知っているのは自分自身だ。
だから、他人の評価や判断によって、自分の全てを否定するようなことは決してしてはならない。
あなたの努力はあなたが正当に評価してあげなければ、一体誰がそれを評価できるというのか。
もちろん、自分で自分を評価できるほどに、努力していることは大前提だ。
そうは言っても、がんばっても正しく評価されないことはある。
しかし、それは誰でも同じなのだ。あなたも他人を正しく評価しているとはとてもいえないだろう。その意味では、他人に評価ということに関しては、みんなお互い様であり、不十分で不確かなものなのだ。
だから、どんなことがあっても、何度落とされても、最後の最後は自分で自分をきちんと評価してあげられる自分となることだ。
そして、それができる程度には、自分が自分を認めることのできる行動や努力をしなくてはならない。
就職を前提に考えなかったとしても、それは大学の初めから、意識していなければならないことである。
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