自分というもの
学生時代に自分というものを考え続ける習慣を持つべきだ。
例えば就職活動をする場合に、自分はどのような人間で、どのような人生を求めているのか、何が自分にとって幸せなのか、が十分にわからないと自分の就職先を決めるのは難しい。
もちろん、学生の段階で結論など出ないし、出す必要もない。
なぜなら、人の人生観や世界観、価値観は変化していくものだからだ。
出会いによって、学びによって、経験によって。
だから、考え続ける習慣を持つことが必要だ。
考え続け、求め続けていれば、必要なものは与えられ、出会いが待っている。
しかし、世の中には、それを考え続けない人があまりにも多い。
学生時代から自分の人生観や世界観を磨く習慣がないから、就職活動の時だけ自己分析をする。そして、あとは環境に流されていくのである。
だから、学生時代から、とにかく自分の人生について真剣に考え続ける時間を持ち、その習慣を社会人になっても継続していくことが必要なのだ。
完全な「正解」を求めるのではなく、考え続けて、そのつど「最適解」を求めながら生きていく。
そうしていくことで、少しずつ、自分の理想の人生に近づいていくことができる。
そのような生き方ができれば、人生は右肩上がりにその満足度を上げていくことができるのだ。
それには、考え続けること。問題意識を持ち続けること。できればその考えを表現し続けること。
自分というものを考え続ける。
自分というものを。
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