結婚相手の見つけ方

結婚相手の見つけ方


学生時代をいかに生きるか まとめ編 その19

学生時代に、自分の結婚相手を見つけられる人は、あまり多くはないだろう。というか、ほぼ皆無に等しいだろう。

以前にも述べたことだが、学生時代の人間関係は同姓であれ異性であれ、とても大切なものだ。

自分の周囲に30歳、40歳になって結婚に失敗した、とか家庭がうまくいってない人は非常に多い。

だから、学生時代に結婚相手の見つけ方、見分け方を知っていくことも、大切な勉強になると思う。

好きな相手ができた時に、この人と結婚してもいいのだろうか、どうなのだろうか。そう思ったら、最も簡単な判断基準が存在する。

その人の、お金の使い方と時間の使い方をよく知るということだ。特にお金に関しては、人間の価値観の最も高貴な部分と最も醜い部分が表現される。

特に女性が男性を選ぶ場合には、職業や年収や、会社での立場や、そのようなもので選ぶ人も数多くいる。お金をどのような職業で稼いでいるか、社会的に立派だといわれる職業の人かどうか。年収はいくらか。お金の入り口で判断をする人はまだ多いのである。

しかし、人間にとって大切なのは「お金の使い方」である。「お金の出口」である。

この部分に人間としての価値観のほとんどが現れてしまうがゆえに、この部分、つまりお金の出口を見ることで、その相手の一番大切にしているものが何かがわかる。

相手を見て、このお金の出口の部分を理解できない、納得がいかない、というのであれば、結婚相手にはふさわしくないだろう。

そして、同時に結婚は多くの時間を共に過ごすことであるから、相手の時間の使い方が理解できない、納得できない、あるいは自分とはあまりにもかけ離れている、というのであれば、そのような相手の場合も、結婚にはふさわしくない相手であることが多い。

相手の人間性を判断する基準が、この「お金と時間の使い方にあるのだ」ということを少しだけ記憶しておいて欲しいものだ。そうすれば相手を判断する時の助けになるだろう。

そしてこの基準を自分自身に向けたなら、自分らしさと自分が向上していくための鍵を握るのが、この「お金と時間の使い方」にあるのだ、ということも同時に理解できるのではないだろうか。

学生時代に、結婚を意識することは少ないかもしれない。

しかし、理想の伴侶を得るためのちょっとした智恵は、学生時代から少しずつ学んで欲しいものだ。そして、その矛先を、自分自身に向けることも、忘れてはならない。

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投稿者:

山道 清和

日本の未来への発展と繁栄のために、日本の学生には自分から学び、考え、自分の意見を持つことのできる人材になって欲しいと心から願っています。就職や公務員試験に関する相談も受け付けています。遠慮なくどうぞ。

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