決断力を磨く
多くの学生と面談をしていると、優柔不断、心配性、慎重すぎるという自分の性格を語る学生が多いことに気がつく。
私が、面談している学生の多くが公務員志望の学生であることも関係があるのかもしれないが、決断力や行動力に欠けてしまう学生が多いことがわかる。
もちろん、このような性格や行動特性が、悪いわけではない。
丁寧で慎重な仕事、ミスの少ない仕事、繊細で細やかな仕事、そのためにはとても必要なものだ。
日本人はおそらくはこのような人が多く、だからこそ世界に信用され、愛される仕事が可能になっているのだろう。
しかし、変化の激しいこの時代。このような決断力の遅さや、不十分さが、チャンスを逃し、競争世界では他の後塵を拝することのなることも多い。
学生の場合も、決断力の弱さが行動力の弱さに結びついて、経験による知恵が蓄積されないという、「経験値の貧困さ」や「世界の狭さ」につながる可能性が高い。
中には、独りで世界に飛び出してみたり、自分だけの決断で、新たなことを始める学生も多いのだが、やはりそれは少数派のようだ。
そのような学生は、日常の些細なことでもいいから、適当にさっさと決めて行動するという習慣をつけるといいだろう。適当というか「テキトー」である。
正直に言えば、どっちを取ったからとて、結果にはそれほど大きな違いはなかったり、良くも悪くもないような結果になるものだ。
迷ったらGOサイン、という言葉もあるように、大きなリスクを伴わない行動は、さっさと決めてやってしまうという決断力を磨いて欲しい。
おそらくは日本人の若者が、このような習慣を持ち、行動力が増せば、自分の才能や能力や経験を、もっと大きな場や世界で発揮することができるに違いない。
まずは、日常で迷わない練習を行い、少しずつリスクのある行動もとれるようになるといいだろう。
自分や世界を変えるのは「想い」の力であることは間違いのない真実だ。
しかし、この世界では、それを言葉や行動として表現しなければ、何も変わらない仕組みになっているのである。
だから、決断力を磨くために、「さっさと決めて動いてしまう」、ということを是非とも、日常の習慣として欲しい。
それによって、全く違った自分が見えてきたり、他人が見えてきたり、世界が見えてくることは間違いのないことである。
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