歴史を学ぶ

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「歴史」には重要なヒントや、貴重な学びが詰め込まれている。

ここでいう「歴史」というのは日本の歴史を含むが、もっと広いものだ。

日本の歴史を知らない学生は多いことだろう。それはそうだ、高校時代にせいぜい山川出版の日本史の教科書で少し勉強した程度。受験で必要だった人間も多少詳しくは学んだつもりだろうが、本当の歴史はそんなものではない。

日本の歴史に関しても、嘘や捏造は多く、特に戦争に敗れてからの日本の歴史教育や歴史研究は、完全に偏った、あるいは間違った方向に進められてきた。

捏造などは普通であって、学生の皆さんは教科書なんて信じてはいけない。もっと様々な観点から書かれた歴史本を読み続けて欲しい。これが日本の主権者たる国民の義務だ。

もちろん、世界の歴史もそうである。教科書の歴史記述だけを学んでも、本当の知恵や世界の本質を知ることはできないだろう。

そして「歴史」には人間の歴史もある。

これはあなたの「歴史」や他人の「歴史」から学ぶということだ。

両親の「歴史」を知っているか？

友人や恋人の「歴史」を知っているか？

自分自身の「歴史」から何事かを学んできたか？

自分を知り、他人を知り、社会や国家、世界を知るための「歴史」の学習は無限の学びに満ちている。

自分の教養力を高めたいと思ったならば、まずは「歴史」を学ぶといいだろう。

そこにはありとあらゆる教訓が詰め込まれていて、あなたから発掘されるのを待っているのである。

教科書は捨てて、自分で選んだ歴史書を紐解くか、自分が選んだ人自身の歴史を聴いて、そこから自分に必要な教訓を引き出すのである。