日本語力を極めよう
大学時代は、外国語を勉強する機会も多いだろう。
英語は必修で、他の外国語も履修できるはずだ。
しかし、何より忘れてはならないのは、日本語力の強化である。
日本語は語彙や表現形式が非常に豊富であり、これを極めることは自分の見える世界を大きく変えてしまうほどの力がある。
また、決して大げさではなく、日本語力の強化は、人生を大きく変える力になる。
言語学の話を持ち出すまでもなく、人間は言語によって世界を認識し、思考する。言語によって自分の世界を構築し、思考を精緻化し、表現も精緻化できる。
外国語の履修に力を入れることは大切なことだが、最も重要なのは日本語である。
基本的に、多くの学生は、日本語で自分の世界を作っているのだし、仕事もそのほとんどは日本語で行なうことが多いはずだ。
単純な言葉のやり取りだけでことを済ませ、言語の網の目が粗い学生が多い。それよって理解力や表現力は大きく後退していく。
大学時代は自分の日本語力をもう一度見直し、これを強化することに努めよう。
読み、書き、話す、聞く。言語活動の活発化が、学生時代のテーマだ。自らこのような機会をできるだけ多く作り出すことが大切だ。
これによって、あなたの将来は大きく変わってくることだろう。
Share this content:
コメントを残す