思い出は作るものではなくできるもの
人生にとって、思い出を作ることはとても大切なことだ。
と言うより、後から振り返って思い出に残るような経験をすることは本当に大切だ。
いわゆるインスタ映えとか、SNSで「いいね」をもらうとか、そんな経験ではない。
それもあとから写真を見たりして思い出の一つとして振り返ることはできるかもしれないが、私が言いたいのはそんな作られた思い出ではない。
思い出のための思い出ではない。
他人との共感、共鳴。場合によっては他人との衝突や争い。
そして懸命に努力した経験や、もう二度としたくないような苦労、苦難。失敗の数々。
多くの人に与えた感動、逆に色々なものから受けた感動。
そのような心に刻まれるような思い出である。
これは、自分が能動的に行動したり、発言したり、取り組んだりしなければ得ることができないものだ。
他人のウケを狙って作られるものではないし、受け身でただ待ち望んでも得られない。意図しないで心に刻まれていくものだ。
そのような思い出は多くの教訓を残し、心に焼き付いて、自分の人格に影響を与える。
学生時代は、そのような活動に時間と労力を費やして欲しいのだ。
本気になって動いてみること。これによって貴重な思い出は作られていく。思い出を作るために行動するのではなく、動いた結果、思い出は後からできるもの。
これは他人とシェアなど必要ない。あなたにとっての貴重な、あなただけの思い出である。
そんな経験をできるだけたくさんできるように、日々を生きていくことが大切だ。
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