幸福への学び
これまでの勉強というと、受験のために、将来のために、今は我慢して頑張ると言って、我慢して勉強してきた学生も多いことだろう。
将来のために今は頑張って勉強する、今はつらいが我慢して勉強する。
大学ではそのような考えは、一旦捨てた方がいい。
大学で勉強するのは、その瞬間瞬間、自分が変わっていくためだ。
新たなものの見方ができるようになる。
これまで知らなかった世界を知る。
行動につながる知識や情報を得る。
今までより、他人や社会に貢献できる人材に変わっていく。
大学での学びは、このようなものでなければならない。
もちろん目先の試験のために、単位を取るために、資格をとるために勉強するということはあるだろう。
それでも、それを自分を変化させるための勉強だと位置づけて、無心に努力することが大切だ。
学びは未来への投資という意味もあるが、学んでいるときは、今の自分の変化を楽しみ、そこに意味や意義を見出し、学んでいることに幸せを感じられるようになって欲しい。
その感覚が、学びを永続させる力に変わり、日々幸せと同時に、未来の幸せにもつながるだろう。
学び続けることでしか見えない世界を、垣間見ることができれば、それはとても素晴らしい大学生活であると言える。
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