学生間格差の時代ー共に学べー
今年面談をした学生に、このような学生がいた。
コロナになって、友達とも大学で会えなくなってしまった。
いろんなことを一緒にやりたいと思ってもやりにくい。
そこで、その学生は、友達に提案する。
一緒に勉強して、大学での成績優秀者を目指そう、と。
友人3人に呼び掛け、ラインやzoomを使って交流しながら励まし合い、
お互いの勉強の進み具合を確認したり、チェックしたりしながら切磋琢磨。
一緒に学んだ4人、全員が、その年の学年優秀賞、10人の中に選ばれたのだという。
素晴らしいことである。
このように、どんな環境であってもできることを探し、自分から働きかけ、他人を巻き込む。
そして結果を出す。
コロナ禍の制限された環境の中であっても、このようなことはいくらでもできるわけだ。
学生時代は自由の度合いがこれまでの学校生活よりも大きい。
しかし、これは学生間の格差が広がることを意味している。
大学に入ることで逆に劣化する学生もいる。
著しい進歩を遂げる学生もいる。
与えられた環境も時間も同じである。
願わくば、全ての学生たちが、後者の道を歩んでくれることを心から願っている。
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