学生よ、小志を重ねよう
少年よ、大志を抱け、という言葉がある。
確かに、志が大きいことは重要であり、世の中の成功者たちはそのような志を忘れずに努力して、成功を収めた人も多い。
しかし、そういわれても、その大志というのが抱けない、わからない、という学生は多いことだろう。
そのような学生は、大志なんかいらないから、小さな志を毎日立てて、実行する習慣を作るといいだろう。
些細なことでいいのである。
今日は、絶対にこれだけは終わらせよう。
今日はこのような心掛けで、一日を過ごしてみよう。
今日は、絶対に怒りの感情を持たないようにしよう。
今日は、他人に、何かを与える行動を3つ実行しよう。
このような、小さな志を、毎日決めて、それを積み重ねるのである。
そうすると、不思議なことだが、変化が訪れる日がやってくる。
新たな出会いがあったり、情報が舞い込んできたり、環境が変わったり、生活の局面に変化が訪れたりするのである。
これはむしろ当然のことであって、心構えや行動が変われば、確実にそれは自分の環境や自分自身に変化をもたらすからである。
これは実行してみた人にしかわからない真実である。
積み重ねが、一定の臨界点に達すると、変化が巻き起こる。
だから、大志などなくてもいい、小志を重ねるのだ。
自分で決めて、毎日できるだけ実行していく。
その地続きの先に、大志につながる何かが待ち構えている。
日々を大切にし、日々積み重ね、日々努力しよう。
大志は頑張って抱かなくても、あなたに適切な時期に、必ず降ってくるだろう。
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