喜怒哀楽の全てを
人間には、喜怒哀楽の感情がある。
生きていく上で、喜びと楽しみだけがあれば、どんなにか幸せだと思うかもしれない。
しかし、やはり人生には、この喜怒哀楽の全てを経験しなければならないような事態が起こる。
それは当然のことだ。
このような感情が与えられているということは、この感情の経験すべてが、私たちの成長に役立ち、魂を大きくするからだ。
だから、喜ぶときは思いっきり喜びを味わい
怒りの感情が出てきたときには、それをしっかりと経験し
哀しみの時には、それに浸たり
楽しむときには思いっきり楽しむ。
それでいいのである。そのような様々な感情の経験が、自分を見つめ、自分を理解し、また他人を知り、次なる行動にあなたを駆り立ててくれるのである。
だから、人間がもつすべての感情を、余すところなく味わえばいい。
そしてその感情もまた、永遠のものではない。実体ではないのだ。
人間成長のきっかけや材料に過ぎないのである。
感情に押しつぶされそうなときには、この感情をどのように役立てようかと考えてみると良い。
そう考えているときに、その感情は昇華され、克服されていくことだろう。
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