人間は全て価値ある表現形態
人間には似ている人はいるが、同じ人はいない。
全て異なる表現形態である。
それはもちろん見かけ(容姿)の問題もあるが、心の在り方や個性や、感性や好みやそのようなものを考えると人間は個々に無限の表現形態をもっていることがわかる。
その意味で、個々人は何よりも自分を大切にしなければならない。
あなたが考え、思い、感じ取り、発信し、表現するものは全て固有なものだ。
同じ仕事をするにしても、仕事の仕方、そこにかける思いや気持ち、情熱などは人によって全て異なっている。
同じことは誰にでもできる。しかし、その同じことの中に異なる表現形態が宿るのであり、またそれを宿らせることが、その人の存在意義なのである。
細部に神が宿る、などと言われるのはまさにそのような事であり、あなた自身が、その表現形態を担っている。
だから、あなたはかけがえない。代え難き価値を持ち、意味を持つ。
だから、毎日の生活や活動を精一杯行う。自分なりの光をすべての思いや行動に宿らせることに全力を尽くす。
手を抜いたり、いい加減にしたりせず、全てに自分を込める。
これは個々の人間が世界を光に満ちたものにするための、尊き義務である。
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