ふさわしき道、ふさわしき場所
あなたには、自分にとってふさわしい道があり、ふさわしい場所がある。
そのような道でなければ、そのような場所でなければ、自分の本領が発揮できないのだ。
他人を見て、その道、その場所を羨ましいと思ったり、自分もそこを歩み、そこに行きたいと思うことはあるだろう。
しかし、あなたには、あなたの分限というものがある。
分相応ということである。
それを見つけることが大切だ。
そこを見つけ、その道を歩み、そこで頑張ること。
これが一所懸命の意味である。
そこには比較の視点は消え、こだわりと没頭の世界がある。
まずは今歩んでいる道、置かれた場所を、ふさわしきものと考えて一生懸命に頑張ってみること。
そうすることで、必要ならば、次の世界への扉が開くことだろう。
開かなければ、そこがまだ、自分にとってはふさわしい道、ふさわしい場所だ。
人の道は不思議だ。自ら切り開くものであると同時に、自ずと開かれていくものでもある。
天の意思と、自らの意思、これが一致するところにはこのような区別すらも消えていく世界がひろがる。
そこがあなたのふさわしき道、ふさわしき場所である。
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