うたかた
学生時代をいかに生きるか まとめ編 その21
振り返ってみても、学生時代の4年間はあっという間だった。
その間の経験や学びは確かに多かったけれども、時間としてはあっという間に過ぎていった。
私が中学の時、友人が交通事故で亡くなった。大学時代にも同級生が交通事故でこの世を去った。そのほかにも事故、病、様々な理由で若くしてこの世を去っていく人がいる。
最近それなりに歳をとったが、それほど高齢でもないにも関わらず、身近な人も少しずつこの世を去っている。自分の人生を振り返ってみても、あっという間にここまで来たな、という感じがする。
小学校時代の友人、中学の時の友人、高校、大学、社会に出てから、数多くの出会いがあったが、もう残りの人生で一度も顔を合わせない人も無数にいて、あの時が最後だったのだな、と思ったりする。
「うたかた」の人生。
この短い人生の中で、一体自分は何をなして、何をなすべきなのか。
どんなものを残せるのか。自分が関わる全ての人に何をしてあげられるのか。
そんなことを考える時「一期一会」という言葉の意味が身にしみる。
後悔先に立たず。
好きな人には好きと言おう。愛しているなら愛していると伝えよう。
感謝の気持ちがあるならば、その言葉を素直に伝えよう。「ありがとう」と。
してあげられることがあるならば、躊躇なく行動しよう。
自分のなすべきと思えることは素直に受け入れし、正直に実行しよう。
「うたかた」の人生の中で、そのような言動は、数多くの人々の心に刻まれて、きっとその相手の心の中に残り続けていくに違いない。そして永遠の輝きを持つに違いない。
大学時代に、人生はまだまだ先が長いと考えていた。
確かにそうかも知れないが、しかし、今できることは、今やらなければ、その価値と輝きを失うのだ。花火が最も美しい時に写真に収めなければ、あとは煙が残っているだけだ。そしてその後、その煙さえも消えてしまう。
うたかたの人生。いつまでも,、はない。今にも終わるかもしれない。
うたかた。とは、そのようなことを言うのである。
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