「結果」に対する真実の教え
結果を出すために努力することは、非常に素晴らしいことだ。小さいころから例えば成績でいい結果を出すとか、受験で希望の学校に進学するとか、また社会に出ても、仕事で結果が求められることは多々ある。
そして人間は、結果を出すために一生懸命に努力し、そのプロセスを頑張るわけである。
結果が出てなんぼなんて考えると結果の出せない人生は、むなしいものだと思う人間も出てくる。その考えはよくわかるし、そのように感じてしまう社会でもあるだろう。
試験にしろ、就職にしろ、会社の仕事にしろ、結果が出せなければそれは無駄だったとか、意味がなかったのだとか。評価されずに寂しく悲しい思いをすることもあるだろう。
しかし、本当の人生の結果(価値)は、実は結果を出すために、どのような思いで、どのようなプロセスを歩んだかという、あなたがプロセスに過ぎないと思っているものの中にある。
そして、あなたが結果だと思っていた成功や失敗は、実は単なるプロセス(経過を示すだけのもの)に過ぎないことがやがてわかるだろう。
結果とプロセスの価値の大逆転こそが、人生の妙味だ。
その意味では、結果が出ても出なくても、全力で挑み、プロセスを楽しみ、充実させることが大切だ。
プロセスそのものの中に価値を感じることができる人は、無限の成長と幸せが約束されるだろう。
単なる途中経過を示すに過ぎない指標(結果)ごときに気持ちを奪われず、結果に向かう途中の努力を楽しみ、そこでの時間を最大限充実させることに全力を注ごう。
神様は結果を出した人だけを評価したりはしない。
プロセスの在り方こそが、あなたの人生の結果であり、価値や意味を決めるのだということを信じて欲しい。
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