「2022年 世界の真実」 馬渕 睦夫

「2022年 世界の真実」 馬渕 睦夫


2022年 世界の真実

最近流行の言葉に、「陰謀論」という言葉がある。コロナ騒ぎでこれが人口に膾炙した言葉になったようだ。例えば「コロナは生物兵器として作られた」とか、「コロナワクチンはすでに準備されており、この騒ぎそのものも作られたものだとか」とか。「ワクチンは不妊をもたらす」とか。

また、少し前の話だと、2020年のアメリカの大統領選挙。本当はトランプが勝利していたのに、大規模な不正選挙が行われ、大差をつけられて負けたはずのバイデンが大統領になった。などがあるだろうか。

このような話を聞いて、そのような陰謀論と言われるものを口にする人間は変な人間だと思う人もいる。それは普通のマスコミで流される様々な情報とこの陰謀が、あまりにもかけ離れているからだろう。また、まさかそんなことを計画し、実行する人間がいるはずがない、というある種の人間に対する信頼があるのかもしれない。

この本の著者、馬渕睦夫氏は、元ウクライナ大使である。国際社会の現状を現実として見てきた人でもあり、現在も様々な情報を発信している人でもある(この著者のyou tube動画などを是非見てもらいたい)。その一環としての著書であり、世界の現実に迫った著書でもある。

この本で書かれていることの根本には以下のような認識がある。それはディープ・ステイトと呼ばれるユダヤ金融資本をはじめとする国際資本家たちが世界の様々な国々で暗躍し、戦争を起こし、ウイルスや病気を利用し、各国の政府を裏で操っているというものだ。

このような話を聞くと、すぐに耳をふさぎたくなる人も多いだろうが、歴史や国際情勢を冷静に見て、それを深く考察すれば、このような動きが現実に行われていることがわかってくる。しかもそれは現代に始まったことではなく、もうずいぶんと前から歴史的に行われてきた地球規模の壮大な「陰謀」であることがわかるだろう。

彼らの大きな権力の源は「金」である。巨額な資金がその根本的な権力の源だ。これによって世界を動かしているというのが基本的な歴史認識であり、時代認識である。このような話はこれまであまり表には出てきていなかったのだが、特に昨今ではディープ・ステイトの存在は多くの人が口にするようになってきた。トランプ大統領は、これを名指しで批判し、これを壊滅させることを宣言しているほどだ(ちなみにアメリカは完全にこのような金融資本の支配下にあり、そこからアメリカを取り戻そうとしたのがトランプだ)。

この著書でもディープ・ステイトの存在は前提として、様々な国際情勢が語られているから、通常の教科書的な情報やマスコミからの情報を鵜呑みにしている人にとっては、驚きの連続かもしれない。しかし、それを信じるか否かはともかくも、このような人が述べる歴史観や国際観は是非学んでほしいと思う。自分が信じていた常識やメディアで流れるありきたりな情報が、陳腐なものに思えてくるはずだ。

ユダヤ金融資本の動きを軸に世界の歴史や現状をみると、これまでになかった新たな視点が得られることだろう。価値観は変わり、日本や世界の状況にもっと関心を持たなければならないこともわかってくるのではないかと思う。世界で起こる様々な戦争の背景。そして世界で取り上げられる様々な問題(温暖化やSDGs、そしてウクライナ紛争などなど)。

また最初に取り上げた陰謀論とされる様々な言説が、実は真実ではないかということもまたわかってくることだろう。日本人は世界で一番マスコミや政府を信じる国民だ。しかし、もはや彼らが日本の国益のために、日本人のために働いていないとしたらどうだろうか。多くの政治家が情報を遮断され、外国や国際勢力に篭絡され、間違った政策を行い続けているとしたら、この国の未来は本当に危ういものである。

しかし、それにも気がつくことなく、毎日の生活に明け暮れる国民の数はあまりにも多く、その代表としての政治家も、そのレベルを出ない。日本のテレビほどレベルの低いメディアは海外にはほとんどない。まさに世界で起きている様々な現実から目をそらすために、毎日無意味な情報や娯楽、間違ったニュースを流し続けているのだ。

冒頭に挙げたコロナにしてもワクチンにしても、またアメリカ大統領選挙に関する不正にしても、それが全て陰謀論ではなく本物の「陰謀」であることに気がついた時には、もはやこの国は取り返しのつかないところまで運ばれてしまっているかもしれない。多くの国民の覚醒が求められているのだが、そのほとんどはまどろみの中にある。

この本では最後に「日本ファースト」を呼びかける。グローバル化や多文化共生など、耳障りのいい言葉が氾濫しているが、その背後に隠されたグローバル勢力の意図を読み解き、本当に日本のあるべき姿を模索していかなければならない。

そのためには、世界の真実を知ることだ。そのための貴重な情報はすでに多くの識者が発信している。もちろんこのような人々がマスメディアに取り上げられることはない。自分で探して積極的に求めなければ知ることはできない。

この本のような手軽な書物を1冊読むだけでも、大きな認識の変化が得られるだろう。教科書的な知識が世界を正しく認識するためには全く役に立たないということもわかるだろう。学生はもちろんのこと、社会人になったとしても、学び続けなければ、民主制を支える有権者の一人にさえなれない厳しい時代なのである。そしてまた、自分の身さえも守れない時代になっているのだ。

(BOOK OFFで購入120円)

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投稿者:

山道 清和

日本の未来への発展と繁栄のために、日本の学生には自分から学び、考え、自分の意見を持つことのできる人材になって欲しいと心から願っています。就職や公務員試験に関する相談も受け付けています。遠慮なくどうぞ。

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