恋愛について(1)

恋愛について(1)


私の恋愛経験といえば小学校のときに一度。中学では恋愛と言い切れる経験はなく、高校でかなり純粋?な恋愛をした。

高校のときの恋愛(といっても失恋)を引きずって大学に入学してしまったので、しばらくは気持ちが過去に向いたままだった。

過去を忘れるためには未来を見据えればいい。

新しい恋愛があれば、昔の恋愛は忘れられる。全くその通りだ。

大学も3年生になって、ようやく新しい恋愛感情が芽生え、高校の頃の心のしこりはきれいに消えた。

恋愛は感情のブレが激しくて、心が弾むのだが、何だかいつも落ち着かない。

恋愛感情は莫大なエネルギーを生み出すが、方向を過つと不幸を作り出す。

私は高校のときもそうだったように、この恋愛感情のコントロールに苦しんだ。この気持ちやエネルギーをどのような方向に向けていけばいいのか。全くわからなかった。

心が落ち着かず、気持ちが苦しいので、親友のNに相談した。

Nは一度彼女を映画にでも誘ってみろ、という。

その反応で彼女の気持ちが推測できる。

このNらしい積極的な提案。彼は私に言った。

「何も行動しなければこれ以上の進展はない。もちろんフラれてその後ギクシャクしたり、今までの距離さえも保てなくなったりする可能性もある。そのままどっちつかずでいるなら、結果がはっきりしたほうがスッキリするし、前に進める」

断られたら脈はなし。誘いに乗ってくれば脈あり。

なるほど、その通りだ。

よし、思い切って。映画に誘ってみることにしよう。

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投稿者:

山道 清和

日本の未来への発展と繁栄のために、日本の学生には自分から学び、考え、自分の意見を持つことのできる人材になって欲しいと心から願っています。就職や公務員試験に関する相談も受け付けています。遠慮なくどうぞ。

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