歴史の真実(1)
8月になると、原爆の日や終戦記念日の話題と一緒に、先の大戦のことがメディアなどで数多く話題に上る。
また昨今では、政治家の発言などもあって、「南京大虐殺」について議論が起きている。
私がこの問題に関心を持ったのは30代の頃。ふとしたことがきっかけで、この大虐殺と呼ばれる事件の被害者の数が、少しずつ増えて報道され宣伝されたことに気づいた。
そこでそもそものこの「南京大虐殺」について調べてみようと思ったのである。
もちろん、これは史実などとされており、教科書にも載ってることだ。だからこのような大虐殺を日本軍が行ったと信じる人も多いことだろう。それどころか、教科書に載るのだから、国もそれを認め、間違いのないことだと思ってる国民は多いだろう。
しかし、私自身はこれについて疑問に思ったので、仕事の傍ら、多くの書籍を読み、資料なども調べた。5年近くもかけただろうか。
その結果得た結論は、「南京大虐殺」などということは史実としては存在せず、全くのでっち上げてあり、デタラメ。これは中国のプロパガンダであったということである。
私が調査してわかったことは主に以下のような点だ。
・日本軍が南京に入った際には、海外の記者も一緒に入っており、当時海外のメディアがそのような大虐殺など全く報道していないこと。
・日本軍が南京に入ったことで、治安が安定し、南京市外に逃げていた市民が南京市内に戻ってくることで、南京の人口がむしろ増えたこと。
・南京大虐殺の被害者数が、過去から増えており、その根拠は全く示されていないこと。もちろん大量の死体などもいまだに全く存在していない。
・日本軍の南京入城の当時は全く話題にもされなかったことが、なぜか、ずっと後になってから急に降ってわいたように取り上げられるようになったこと。
・大虐殺の証拠写真は捏造されたものばかりであり、また一部には中国の国民党が南京市民を虐殺した写真が使われていること。
・日本軍は綱紀粛正が厳格で、このような行為を一般市民に対して行う理由(メリット)が全くなかったこと。
・当時の南京市民が日本の兵隊と仲良く交流する写真が大量に残っていること。
・日本軍は、疫病などが流行らないように、無料で病院を開設し、市民の医療体制を作っていたこと。
このようなことがわかってきたことで、これは中国の外交戦略として捏造され、宣伝されてきたものであったことが、私の理解としては明白になった。
日本の政治家たちはこのようなプロパガンダが起こっても、それにきちんと反論したり検証したりすることを怠り、「謝罪すれば事が済む」と安易に考えて、基本的な反論すらしなかったことで、これが教科書にも載るほどの事実として宣伝されることになった。
最近は様々な角度からの検証がなされて、ほぼ史実ではないことが明白になりつつあるが、それはメディアではもちろん報道されず、多くの不勉強な政治家や経済人、そして言論人が追認するような形で定着してしまったのである。
それは敗戦によって、日本人に罪悪感を植え付けてきたGHQの洗脳プログラムの影響もあるだろう。
WGIP (ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム) である。
またすでに中国の様々な政治的、情報的、経済的な囲い込みによって、多くの関係者が中国政府の反発を買うような言動を慎むという情けない態度によって、それは史実化されてしまったのだろう。
もちろん、中国も様々な手を使って、これが事実であるとの宣伝を行う。デタラメの本を書かせ、写真を捏造し、映画を作り、嘘を中国内外にバラまく。これに対して日本政府は積極的に何もしてこなかった。
戦時の混乱の中であり、日本軍にも不届き者がいて、一部にそのような被害が皆無だったとは言わないが、少なくとも日本軍が当時の南京市民を30万人も虐殺したというのは、全く根拠がないのである。
私は、それまでもちろん教科書に書かれたことを信じ、「南京大虐殺」は史実であると思ってきた。
30代の頃に本気で調べて学ぶ機会がなければ、日本人は残虐であり、中国人に対して酷いことをしたのだという洗脳から解き放たれることはなかった。
もちろん、今後、新たな本物の証拠が出てきて、本当に史実なのだと証明されることが全くないとは言えない。しかし、私は、まともに学び、まともに調べさえすれば、これが根拠なきものであることが誰にでもわかるものだと信じる。
日本と中国は友好関係を保つ必要はあるだろう。しかし、それは嘘やデタラメを前提としたものであってはならない。
また、当時の日本の軍隊の名誉のためにも、このような嘘を安易に認めるべきではない。
また、謝れば済むとか、誤れば許されるとか、謝れば先方も譲歩する、などという考えは日本人同士では成り立つものの、世界では全くの非常識であることを知ることも大切だ。
多くの若者には、日本を後世まで呪縛するこのような嘘を前提として、外国との関係を考えるという愚かなことはして欲しくない。
今回述べたことに対しては批判してもいいし、疑問を感じてもいい。
とにかく、自分なりに調べて、考えて、学んでほしい。それは先の大戦を日本が戦ったこと、戦わざるを得なかったことの理解にもやがてはつながっていくだろう。
先の大戦でなくなった数多くの日本人。先人たちには真実の理解(いいことも悪いことも)というものが最大の慰霊になるのではないのか。
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