安易に信じるな、疑うな、調べて学べ。
基本的に、マスコミというものは大衆の洗脳装置として機能しているというのは事実だ。捏造、切り取り、嘘が多い。
もちろんインターネットの上での個人の言論も、事実ではなくフェイクである可能性があることもまた事実である。
学生に言いたいのは次のようなことである。
世の中に流れている情報を安易に信じてはいけない。
また逆にそれを安易に疑ってもいけない。
どこまで自分で調査ができるかはともかく、可能な限り自分で調べて学び、最後は自分で判断するしかないということである。
その際に、心しておいた方がいいことがある。
世の中のお金の流れをしっかりとリサーチし、それを考慮に入れること。特に大きなメディアを見る際にはこの視点は欠かせない。
テレビにはスポンサーがあり、その意向に逆らう情報がテレビから流れることはない。お金をくれる人に逆らえないことは容易にわかるはずだ。
そして、次に、その情報を流している人の人間性だ。こればかりは直接かかわらないとわからない面があり、非常に判断が難しい。
だから、大きな目では、まずお金の流れを考えてその情報を流す機関(会社)などを判断することが大切だ。
また政府や行政機関の流す情報も、すでに信用できないものになっている。なぜか。
それは彼らが自己保身や利権、様々なしがらみのために動いてしまう構造が出来上がっているからである。彼らは税金で仕事をし、税金から給与を得ている。だからお金には釣られないかもしれないが、それでも保身や利権、しがらみも大きな動機になりうる。
特に公務員個人にとって大きいのは「自己保身」だろう。それを動機に仕事をしている人間はかなり多くなっていると考えていい。
それは人間の本性に根差しているものだから、変えるのは難しいのである。
いずれにしても、信じず、疑わず、調査、勉強する。これしかない、というよりもそのようなことができる人材になって欲しい。これは学歴とは全く関係がないものだ。真のインテリジェンスは学歴とは無関係だ。
人間は勉強が足りなくて死ぬことはありうる。しかし、勉強し過ぎて死ぬ人はいない。そして勉強する人は自分だけでなく、他人を救える人になれる。
若い学生たちから、そのような人材が無数に生まれてくることを願いたい。
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