学生のランク付け
大手の企業などは、採用するに際して、当然ながら学生のランク付けを行っている。
その要素は様々であるかもしれないが、このような情報がある。
以下の三つの要素を考慮して、ランク付けしているというのである。
その三つとは
1 柔軟性
2 言語化能力
3 教養と品格
1の柔軟性とは、我が固まっていないということである。例えば、自分とは違う考えや意見の人がいた場合に、それを敵のように見做して感情的な反応をしたり、自分の過ちを素直に認められずに言い訳に終始する。また自分の考えを変えられない人は、この柔軟性がないと言える。また、環境に対応する力も含まれるだろう。マーケット志向などはまさにこの柔軟性の代表かもしれない。
2の言語化能力は、自分の考えや置かれた状況、環境や現状などをうまく表現して伝える力と言ってもいいだろうか。この力は言語の運用能力でもあり、表現力でもあるだろう。これは意識して鍛えたり、言語活動を活発化させる経験が少ないと育たない。また自分とは背景や立場の違う人とのコミュニケーションの経験が少ないと、言語化能力は成長しない。
3は活躍できる人間は教養があり、マナーや礼儀がしっかりしているということでもあるだろう。教養があることは、非常に重要であり、これが仕事や家庭、人生の成功を左右することは無数にある。一緒にいて居心地のいい人になることは教養や品格の表れと言えるだろう。
これは、ひとつの基準として参考になるだろうし、学生時代にこのような能力をいかに身につけるかを考えながら学生生活を送るだけでも、数年後には大きな差となって現れてくるものと思われる。
漫然とした学生生活を送るよりも、このような基準を参考に、自分の行動計画や今後の生活や学びのプランを作ってみてはどうだろうか。
Share this content:
コメントを残す