伝えるということ

伝えるということ


学生に提案したいこと。

それはどんなことでもいい、自分で情報発信してみることだ。

自分の考えていること、自分が学んだこと、自分が感動したこと。

どんな形でもいい。伝える場所を持つことだ。

伝えるという行動をとると、もちろん何らかの形での反応が返ってくる(無視されるという反応も含めてだ)。

しかし、何もしないよりも、何かを伝える場を持つということは、それ自体が重要な行動であり、この世界に何かを生み出す行動なのである。

自分には伝えるべきものは何もないとか、もっとインプットしてから始めようとか、そんなことは考えてはいけない。

先に、アウトプットすることだ。いや、アウトプットしようとすることだ。

それによって、もっとインプットすることが必要であるとか、自分の考えがこんなに浅いものだったとか、表現力や語彙力が不足しているとか、色々な気づきや学びがある。

だから、まずは発信を先に持ってくるのである。

準備ができたら伝えよう、ではなく、伝え始めることで準備が始まる。

だから、自分の意見や気持ちや、感情、知識や学びを伝える場を持とう。

そこから、実は小さな歯車が回り出し、それがやがて大きなものになっていく。

いや、大きなものにならなくてもいい。伝えることで自分周りや、自分自身に、変化が起きる。

そして、伝える、という行為の重要性をやがて知ることになるだろう。

実はこの行為の価値は、計り知れないのである。

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投稿者:

山道 清和

日本の未来への発展と繁栄のために、日本の学生には自分から学び、考え、自分の意見を持つことのできる人材になって欲しいと心から願っています。就職や公務員試験に関する相談も受け付けています。遠慮なくどうぞ。

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