伝えるということ
学生に提案したいこと。
それはどんなことでもいい、自分で情報発信してみることだ。
自分の考えていること、自分が学んだこと、自分が感動したこと。
どんな形でもいい。伝える場所を持つことだ。
伝えるという行動をとると、もちろん何らかの形での反応が返ってくる(無視されるという反応も含めてだ)。
しかし、何もしないよりも、何かを伝える場を持つということは、それ自体が重要な行動であり、この世界に何かを生み出す行動なのである。
自分には伝えるべきものは何もないとか、もっとインプットしてから始めようとか、そんなことは考えてはいけない。
先に、アウトプットすることだ。いや、アウトプットしようとすることだ。
それによって、もっとインプットすることが必要であるとか、自分の考えがこんなに浅いものだったとか、表現力や語彙力が不足しているとか、色々な気づきや学びがある。
だから、まずは発信を先に持ってくるのである。
準備ができたら伝えよう、ではなく、伝え始めることで準備が始まる。
だから、自分の意見や気持ちや、感情、知識や学びを伝える場を持とう。
そこから、実は小さな歯車が回り出し、それがやがて大きなものになっていく。
いや、大きなものにならなくてもいい。伝えることで自分周りや、自分自身に、変化が起きる。
そして、伝える、という行為の重要性をやがて知ることになるだろう。
実はこの行為の価値は、計り知れないのである。
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