主観的であることの重要性

主観的であることの重要性


社会で働き、多くの人との人間関係や、組織のルールの中で働くためには、「客観的」であることが必要だと言われる。

主観だけで物事を判断したり、主観だけで動いていては、いい仕事ができない、ということだ。

確かに、物事の判断や自分の振る舞いにおいて、客観的な視点は必要なものである。

しかし、人間が生きていく上で、ピンチを乗り切ったり、大きく成功するためには、実は「主観的」であることが非常に重要なのである。

何故なのか。

客観性が求められるのは、多くの人を巻き込んだり、多くの人を納得させたり、多くの人に理解してもらうためである。

しかし、自分が逆境にあるときに、ピンチにおかれたときに、最も力を発揮するのは、「主観」の力だ。

客観的に見れば、最悪の状況や、不幸な状況、不運な状況であったとしても、それをどのように受け止めて、それをどのように活かしていくかを考えるためには、自分の個人的で主観的な認知力が大きな力を発揮するのだ。

ピンチをチャンスだと、主観的に受け止めて、それを活かせるならば、まさにそれはチャンスに変わるだろう。

しかし、ピンチはピンチに過ぎないと、客観視して終わってしまえば、そこで埋もれるしかない。

その意味で、積極的で前向きで、建設的で、創造的な受け止め方、主観的であることがあなたを救うのだ。これはあなたしかできないし、あなただからできるのである。

逆境にあるときに、自分の主観力で、それをプラスに転じてしまえば、物事は必ず好転していくのである。

だからそのような強力な主観力を身につけることだ。積極的な考え方、状況を活かす発想、逆境を自分のプラスに変えることのできる、強力な主観力を磨こう。

この個人的な自分だけの主観力が、実は創造的想像力の強力な武器なのである。そしてその力が、やがては社会や世界を変える仕事につながっていくのである。

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投稿者:

山道 清和

日本の未来への発展と繁栄のために、日本の学生には自分から学び、考え、自分の意見を持つことのできる人材になって欲しいと心から願っています。就職や公務員試験に関する相談も受け付けています。遠慮なくどうぞ。

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