主観的であることの重要性
社会で働き、多くの人との人間関係や、組織のルールの中で働くためには、「客観的」であることが必要だと言われる。
主観だけで物事を判断したり、主観だけで動いていては、いい仕事ができない、ということだ。
確かに、物事の判断や自分の振る舞いにおいて、客観的な視点は必要なものである。
しかし、人間が生きていく上で、ピンチを乗り切ったり、大きく成功するためには、実は「主観的」であることが非常に重要なのである。
何故なのか。
客観性が求められるのは、多くの人を巻き込んだり、多くの人を納得させたり、多くの人に理解してもらうためである。
しかし、自分が逆境にあるときに、ピンチにおかれたときに、最も力を発揮するのは、「主観」の力だ。
客観的に見れば、最悪の状況や、不幸な状況、不運な状況であったとしても、それをどのように受け止めて、それをどのように活かしていくかを考えるためには、自分の個人的で主観的な認知力が大きな力を発揮するのだ。
ピンチをチャンスだと、主観的に受け止めて、それを活かせるならば、まさにそれはチャンスに変わるだろう。
しかし、ピンチはピンチに過ぎないと、客観視して終わってしまえば、そこで埋もれるしかない。
その意味で、積極的で前向きで、建設的で、創造的な受け止め方、主観的であることがあなたを救うのだ。これはあなたしかできないし、あなただからできるのである。
逆境にあるときに、自分の主観力で、それをプラスに転じてしまえば、物事は必ず好転していくのである。
だからそのような強力な主観力を身につけることだ。積極的な考え方、状況を活かす発想、逆境を自分のプラスに変えることのできる、強力な主観力を磨こう。
この個人的な自分だけの主観力が、実は創造的想像力の強力な武器なのである。そしてその力が、やがては社会や世界を変える仕事につながっていくのである。
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